(3) 物性値等の設定
(a) 積雪の条件設定
積雪の条件設定については、「constant」フォルダに「snowProperties」ファイルを追加し、雪粒子の物理量を設定してください。
rho_s:雪の積雪密度(積雪重量の計算用)、sigmaS:拡散係数のためのシュミット数、Wf:雪の落下速度
下図30行目のground and roofs onlyは積雪対象壁の指定項目であり、ここはYesとします。
図 constant/snowPropertiesファイルの設定例 ※風雪計算時
(b) 融雪の条件設定
融雪の条件設定については、「constant」フォルダに「snowProperties」ファイルを追加し、融雪に関する条件を設定します。
albedoSnow:アルベド数、C_e・C_h:潜熱・顕熱輸送のバルク係数、Cp_air:空気の比熱、eps_Snow:積雪面の放射率、I_c:氷の融解熱、i_subl:氷の昇華潜熱または水の帰化潜熱、reHu:相対湿度、sigmaS:拡散計算のシュミット数、rho_air:空気の密度、rho_s:雪の密度、T_ref:環境基準温度(気温)、Wf:雪の落下速度
図 constant/snowPropertiesファイルの設定例 ※融雪計算時