LOD2建築物モデル自動作成ツール
DSM点群や建物外形データ等を入力データとしてLOD2建築物モデルの作成を自動的に行い、CityGML 形式で出力するシステムです。
LOD2建築物モデル自動作成ツールが出力するLOD2建築物モデルには以下の課題があります。
- 建物テクスチャは、建物1棟に対して1つの画像ファイルを貼付する手法が主流となっていますが、1棟1画像ファイルとすると、画像ファイル数が多くなり、描画時の画像参照(読込)に時間を要する
- LOD2建築物に貼付されているテクスチャ画像は、一般的には航空写真をもとに作られており、地上解像度等の撮影条件の影響を受け、視認性が低いケースが存在する
この課題を解決するために以下のツールを用意してあります。
建物テクスチャアトラス化ツール
1棟1画像のテクスチャ画像を、複数棟1画像のテクスチャ画像へ統合します建物テクスチャ視認性向上ツール
- 屋根面視認性向上ツール
LOD2建築物モデル自動作成ツールへの入力データである航空写真(中心投影)を入力とし、地上画素寸法6.25cm相当に超解像化された画像を出力します - 壁面視認性向上ツール
LOD2建築物モデル自動作成ツールで出力されたテクスチャ画像を入力とし、壁面部のみ視認性を向上させた画像変換されたテクスチャ画像を出力します
- 屋根面視認性向上ツール