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    2. データの準備

    システムを操作するために準備する必要があるデータは以下のとおりである。

    データ名 ファイル名 形式 利用機能
    建築物データ lod1_Building(任意に変更可) GeoDataBase 建築物データ作成機能
    土地利用データ lod1_UseDistrict(任意に変更可) GeoDataBase 建築物データ作成機能
    都市計画決定情報データ lod1_LandUse(任意に変更可) GeoDataBase 建築物データ作成機能
    ゾーンポリゴンデータ Zone_Polygon SHP 建築物データ作成機能、インプットデータ生成機能(ゾーンデータ、交通データ、個人データ)
    施設ポイントデータ Facility_Point CSV インプットデータ生成機能(ゾーンデータ)
    道路NWデータ Road_NW, Road_Node SHP 建築物データ作成機能、インプットデータ生成機能(交通データ)
    鉄道駅位置データ Rail_Station CSV 建築物データ作成機能、インプットデータ生成機能(交通データ)
    鉄道NWデータ Rail_NW, Rail_Fare_Dist, Rail_Fare_Table CSV インプットデータ生成機能(交通データ)
    バス停位置データ Bus_Stop CSV インプットデータ生成機能(交通データ)
    バスNWデータ Bus_NW, Bus_Fare CSV インプットデータ生成機能(交通データ)
    国勢調査メッシュ別人口データ (HPからダウンロードしたものから変更しない) TXT インプットデータ生成機能(個人データ)
    メッシュポリゴンデータ (HPからダウンロードしたものから変更しない) SHP インプットデータ生成機能(個人データ)
    国勢調査世帯類型別人口データ Population_GenderAgeFamily CSV インプットデータ生成機能(個人データ)
    地価データ L02-20, L01-20 SHP 都市構造シミュレーション機能

    2.1. 建築物データ

    2.1.1. 作成するデータ

    ジオデータベース形式で以下の情報を付与したポリゴンデータである。

    建築物データ

    bldg_Building_gml_id bldg_usage1 bldg_yearOfConstruction bldg_storeysBelowGround uro_BuildingDetailAttribute_totalFloorArea
    bldg_537b2c69-b6fb-4a9f-8253-43caa5736f72 401 2012 2 121.24
    bldg_32de5b01-b4c1-48b1-8c89-ae7ce90fe1eb 402 2022 3 222.33
    bldg_dc43690e-4174-458e-a365-dff6b585b3a5 403 2004 1 444.54
    bldg_86c7fb8c-7288-465d-ae4b-d4168bbff132 411 1970 5 50.23
    bldg_dc43690e-4174-458e-a365-dff6b585b3a1 441 1982 10 12102.11
    : : : : :
    建物gml_id 用途 建築年 地上階数 延床面積

    ※bldg_uasge1の用途のコード値は、3D都市モデル標準製品仕様書に準拠する。

    2.1.2. 作成に利用するデータ

    G空間情報センターの3D都市モデル(Project PLATEAU)ポータルサイトより、CityGMLをダウンロードする。

    2.1.3. データ整備方法

    「3D都市モデルデータ変換ツール v2.0 for ArcGIS(ESRIジャパン社)」を用いて、3D都市モデル(CityGML)をファイルジオデータベース形式に変換する。

    2.2. 土地利用データ

    2.2.1. 作成するデータ

    ジオデータベース形式で以下の情報を付与したポリゴンデータである。

    土地利用データ

    luse_class
    211
    213
    214
    222
    212
    :
    土地用途区分

    ※luse_classの用途のコード値は、3D都市モデル標準製品仕様書に準拠する。

    2.2.2. 作成に利用するデータ

    G空間情報センターの3D都市モデル(Project PLATEAU)ポータルサイトより、CityGMLをダウンロードする。

    2.2.3. データ整備方法

    「3D都市モデルデータ変換ツール v2.0 for ArcGIS(ESRIジャパン社)」を用いて、3D都市モデル(CityGML)をファイルジオデータベース形式に変換する。

    2.3. 都市計画決定情報データ

    2.3.1. 作成するデータ

    ジオデータベース形式で以下の情報を付与したポリゴンデータである。

    都市計画決定データ

    urf_function
    9
    10
    11
    12
    1
    :
    地域地区の種類

    ※urf_functionの地域地区のコード値は、3D都市モデル標準製品仕様書に準拠する。

    2.3.2. 作成に利用するデータ

    G空間情報センターの3D都市モデル(Project PLATEAU)ポータルサイトより、CityGMLをダウンロードする。

    2.3.3. データ整備方法

    「3D都市モデルデータ変換ツール v2.0 for ArcGIS(ESRIジャパン社)」を用いて、3D都市モデル(CityGML)をファイルジオデータベース形式に変換する。

    2.4. ゾーンポリゴンデータ

    2.4.1. 作成するデータ

    SHP形式で以下の情報を付与したデータである。

    ゾーンポリゴンデータ

    Zone_code Lat Lon
    00001 35.6985 139.6917
    00002 34.6937 135.5022
    00003 35.1815 136.9066
    00004 35.6894 139.6921
    00005 35.6586 139.7454
    : : :
    ゾーンコード ゾーン中心の緯度 JGD2011(EPSG:6697) ゾーン中心の経度 JGD2011(EPSG:6697)

    ※ジオメトリは、singlepartのPolygon、JGD2011(EPSG:6697)で整備

    ※ゾーンコードは任意で設定可(連番、国勢調査の小地域コードなど)

    2.4.2. 作成に利用するデータ

    ゾーンポリゴンは、地価や人口の演算を行う際の空間上の最小単位を決めるものである。

    国勢調査小地域ポリゴンやメッシュポリゴン、パーソントリップ調査のゾーンポリゴン等、既存のポリゴンデータを利用して作成することが可能であるほか、GISソフトを用いて自由に作成することも可能である。

    2.4.3. データ整備方法

    ここでは例として、国勢調査小地域ポリゴンをベースにゾーンポリゴンデータを作成する手順を示す。

    まず、e-stat/統計地理情報システム/境界データダウンロードより、シミュレーションの対象としたい範囲を含むデータをダウンロードする。

    次に、ダウンロードしたzipファイルを解凍し、GISソフトで開き、空間座標系、フィールドの調整を行う。例として、QGISを使用する場合の手順を示す。なお、QGISの各種操作に関しては、QGISのDocumantationも参考にされたい。まず、QGISを開いて、shpファイルをレイヤに追加する。追加したレイヤは、編集モードに切り替える。

    Zone_code列を作成する。Zone_code列にはゾーンポリゴンごとにユニークな文字列を入れる必要がある。例えば、str型のZone_code列を作成し、式にto_string(@row_number)を入力することで作成できる。

    不要なフィールドを削除する。ここでは、Zone_code以外のフィールドを削除する。フィールドを削除するには、レイヤを編集モードに切り替えた後、属性テーブルを開き、フィールドの削除を選択、削除するフィールドをすべて選択してOKを押す。

    ポリゴンの重心を計算する。プロセシングツールボックス/ベクタジオメトリ/重心を選択し、実行する。重心レイヤが作成される。

    重心レイヤを用いて、Lat列、Lon列を作成する。まず、重心レイヤを編集モードに切り替える。フィール計算機を開き、出力する属性(フィールド)の名前、フィールド型、式を設定してOKボタンを押す。フィールド型は、いずれもreal型を指定する。式は、Latは \$y、Lonは\$xを入力する。最後に、重心レイヤの編集モードを終了する。

    小地域ポリゴンに、重心の緯度経度を付与する。小地域ポリゴンのレイヤを右クリックし、プロパティを開き、テーブル結合を選択する。結合するレイヤは「重心」、結合基準の属性とターゲット属性はいずれも「Zone_code」を選択する。属性名の接頭辞にチェックを入れ、接頭辞を空白にし、OKを押す。

    shpファイル形式で出力する。小地域ポリゴンのレイヤを右クリックして、エクスポートし、新規ファイルに地物を保存を選択する。形式は「ESRI Shapefile」、ファイル名は「Zone_Polygon.shp」、座標参照系はEPSG:6697、文字コードはShift_JISを選択する。以上の設定を終えたら、OKボタンを押す。

    以上の手順で作成したデータを、以下のフォルダーに配置する。

    InputDataGeneration\Input
    

    2.5. 施設ポイントデータ

    2.5.1. 作成するデータ

    CSV形式で以下の情報を付与したデータである。

    施設ポイントデータ

    name Facility_type lat Long
    ○○中学校 5 35.6895 139.6917
    ○△診療所 3 34.6437 135.5022
    ×△クリニック 3 35.1815 136.9066
    ○○病院 2 35.6894 139.6921
    ○○図書館 1 35.6586 139.7454
    : : : :
    施設名称(任意) 施設種類  1:図書館,2:病院,3:診療所,4:小学校,5:中学校,6:幼稚園こども園 緯度 経度

    2.5.2. 作成に利用するデータ

    各施設の緯度経度情報のデータを利用する。

    国土数値情報ダウンロードサイトより、「公共施設(ポイント)」「学校(ポイント)」「医療機関(ポイント)」のデータをダウンロードして使用することができるが、独自に整備しているデータがあれば、それを使用することも可能である。

    2.5.3. データ整備方法

    国土数値情報ダウンロードサイトより、「公共施設(ポイント)」「学校(ポイント)」「医療機関(ポイント)」をダウンロードする。

    • 公共施設(ポイント)
    • 学校(ポイント)
    • 医療機関(ポイント)

    ダウンロードしたzipファイルを解凍し、csv形式に変換する。ここでは、QGISを使用した手順を示す。

    まず、QGISを開いて、各shpファイルをレイヤに追加する。

    レイヤの選択、編集モードへの変換を行った後、緯度経度を表すLat列とLon列を作成する。この手順はゾーンポリゴンデータ作成と同様である。これらの2列を作成したら、編集モードを終了する。この操作を、各レイヤについて実施する。

    各レイヤを、csv形式で出力する。レイヤを右クリックしてエクスポートを選択し、ファイル名は任意に設定してOKを押す。

    出力したcsvファイルを、Excelで開いて編集する。適宜、国土数値情報ダウンロードサイトにおいて公開されている各データの標準製品仕様を確認しながら作業を進める。

    まず、図書館のポイントデータを作成する。公共施設(ポイント)データをcsv出力したものをExcelで開き、フィルターを用いて「P02_003」列が「3003」である列に絞る。

    Lat列とLon列を選択し、別のシートにコピーして貼り付ける。name列、Facility_type列を作成する。name列には自由に施設名称を追加することができる。Facility_type列には、すべて「1」を入力する。

    同様の手順で、病院、診療所、小学校、中学校、幼稚園こども園についても作成する。

    病院は、医療機関(ポイント)データのうち、「P04_001」列が「1」のデータを用いる。診療所は、医療機関(ポイント)データのうち、「P04_001」列が「2」のデータを用いる。小学校は、学校(ポイント)データのうち、「P29_003」列が「16001」のデータを用いる。中学校は、学校(ポイント)データのうち、「P29_003」列が「16002」のデータを用いる。幼稚園こども園は、学校(ポイント)データのうち、「P29_003」列が「16011」・「16013」のデータを用いる。なお、これらの列名やコードは、各データの仕様が変更されればこの通りではなくなるため、ダウンロードするデータの仕様を確認しながら適切に選択されたい。Facility_type列は、1:図書館,2:病院,3:診療所,4:小学校,5:中学校,6:幼稚園こども園となるように値を入力する。

    最後に、以上の手順で作成したデータをExcel上で縦に結合し、「Facility_Point.csv」として保存し、以下のフォルダーに配置する。

    InputDataGeneration\Input
    

    2.6. 道路NWデータ

    2.6.1. 作成するデータ

    SHP形式のLine型のNWデータ及びPoint型のノードデータの2種類からなる。

    道路NW(NWデータ)

    LinkID NodeIDFrom NodeIDTo Length Passage* DirectRag* RoadKind Speed* Driveway* Mainroad* Separation Width
    1 100001 100002 114 0 0 3 30 0 0 0
    2 100002 100003 397 0 0 4 30 0 0 0
    3 100003 100004 851 0 0 5 30 0 0 0
    : : : : : : : : : : : :
    リンクID 始端ノードID 終端ノードID リンク長(m) リンク通行不可のフラグ 0:通行可、1:通行不可 方向規制のフラグ 0:両方向、1:縦方向(From→To)、2:逆方向(To→From)、-1:通行不可 道路種別のフラグ 速度 ※道路種別があれば不要 (km/h) 自動車専用道か一般道かのフラグ ※ダミーリンク作成に利用 0:一般道、1:自動車専用道 本線リンクかどうかのフラグ ※ダミーリンク作成に利用 0:本線リンク、1:本線リンク以外 【前面道路幅員用】上下分離されているか、そうでないか 0:上下分離なし、1:上下線分離あり 【前面道路幅員用】道路幅員 (m)

    ※ジオメトリは、line型、JGD2011(EPSG:6697)で整備

    ※「*」が付いている項目は空欄でもプログラム実行可能

    道路NW(ノードデータ)

    NodeID Lat Lon NextMesh* NextNodeID*
    1 35.6895 139.6917 2
    2 34.6937 135.5022 5
    3 35.6894 139.6921 6
    : : : : :
    ノードID ノードの緯度 JGD2011(EPSG:6697) ノードの経度 JGD2011(EPSG:6697) 隣接メッシュコード ※DRM用の処理には必須 隣接接合ノード番号 ※DRM用の処理には必須

    ※「*」が付いている項目は空欄でもプログラム実行可能

    2.6.2. 作成に利用するデータ

    道路NWデータ作成には、OpenStreetMapのデータを用いる。

    ただし、OpenStreetMapはオープンデータで地理情報を作成するプロジェクトであり、各自治体の最新の道路状況が反映されているか、必要な属性が付与されているか等の確認が必要である。

    有償のデータとしては、デジタル道路地図(DRM: Digital Road Map)があり、こちらを用いることも可能である。

    2.6.3. データ整備方法

    OpenStreetMapのデータを利用する場合の整備方法を示す。

    2.6.3.1. OpenStreetMapのデータをダウンロードする

    まず、「OSMDataGenerator.exe」を実行する。このとき、「control.txt」の1行目には、シミュレーション対象エリアのOpenStreetMapデータを入手するために「市区町村名,都道府県名,Japan」と入力する。

    実行が終了するとdataフォルダが生成され、data>graph_shapefileの中に、「edges」と「nodes」に関する各種ファイルが格納される。

    ダウンロードしたファイルをGISソフトで開き、データの整備を行う。例として、QGISを使用する場合の手順を示す。なお、QGISの各種操作に関しては、QGISのDocumantationも参考にされたい。

    2.6.3.2. Road_Nodeの属性フィールドの調整

    はじめに、QGISを開いて、「edges.shp」ファイル、「nodes.shp」ファイルをレイヤに追加する。

    NodeID,Lat,Lonの設定

    レイヤにおいてnodesレイヤを選択し、プロセシング(C)-ツールボックス(T)に進み、「属性をリファクタリング」を検索する。属性の対応関係の名前欄から、各種名称を変更する。「osmid」は「NodeID」、「y」は「Lat」、「x」は「Lon」と変更し、不要な「highway」、「street_cou」、「ref」は削除する。 属性を追加から、「NextMesh」「NextNodeID」を追加し、型は整数(64bit)とする。順番を「NodeID」、「Lat」、「Lon」、「NextMesh」、「NextNodeID」の順に並び替え、再構築レイヤにおいて形式は「ESRI Shapefile」、ファイル名は「Road_Node.shp」に指定し、実行ボタンを押す。

    NextMesh, NextNodeIDの設定

    続いて、追加されたRoad_Nodeに対してフィールド計算機を開き、「既存のフィールドを更新」にチェックを入れ、「NextMesh」を選択する。式に以下を入力し、OKボタンを押す。

    case when "NextMesh" is NULL then 0 else "NextMesh" end
    

    「NextNodeID」に対しても同様の操作を行う。式に以下を入力し、OKボタンを押す。

    case when "NextNodeID" is NULL then 0 else "NextNodeID" end
    

    上記の操作で、「NextMesh」と「NextNodeID」のNULLが0で埋められた。

    Road_Node.shpの出力

    上記ポイントデータを、shpファイル形式で出力する。Road_Nodeのレイヤを右クリックし、エクスポート(x)-新規ファイルに地物を保存(A)を選択する。形式は「ESRI Shapefile」、ファイル名は「Road_Node.shp」、座標参照系はEPSG:6697、文字コードはShift_JISを選択する。以上の設定を終えたら、OKボタンを押す。

    2.6.3.3. Road_NWの属性フィールドの調整

    RoadKindの設定

    以下の対応表をもとに、フィールド計算機を用いて割り当てる。

    コード OSMキー 文字列
    1 highway motorway
    2 trunk
    3 primary
    4 secondary
    5 tertiary
    6 unclassified
    7 residential
    9 上記以外を割り当てる
    0 不明値を割り当てる

    edgesレイヤに対して、フィールド計算機を開き、フィールド名を「RoadKind」、フィールド型を整数(64bit)とし、式に以下を入力し、OKボタンを押す。

    CASE
    WHEN "highway" LIKE '%motorway%' THEN 1
    WHEN "highway" LIKE '%trunk%' THEN 2
    WHEN "highway" LIKE '%primary%' THEN 3
    WHEN "highway" LIKE '%secondary%' THEN 4
    WHEN "highway" LIKE '%tertiary%' THEN 5
    WHEN "highway" LIKE '%unclassified%' THEN 6
    WHEN "highway" LIKE '%residential%' THEN 7
    WHEN "highway" is NULL then 0
    ELSE 9
    END
    

    Widthの設定

    以下の対応表をもとに、フィールド計算機を用いて割り当てる。

    Width RoadKind
    16.000 1
    16.000 2
    8.000 3
    8.000 4
    4.000 5
    4.000 6
    4.000 7
    2.000 9
    2.000 0

    edgesレイヤに対して、フィールド計算機を開き、フィールド名を「Width」、フィールド型を小数点付き数値(real)とし、式に以下を入力し、OKを押す。

    CASE
    WHEN "RoadKind" = 1 THEN 16.000
    WHEN "RoadKind" = 2 THEN 16.000
    WHEN "RoadKind" = 3 THEN 8.000
    WHEN "RoadKind" = 4 THEN 8.000
    WHEN "RoadKind" = 5 THEN 4.000
    WHEN "RoadKind" = 6 THEN 4.000
    WHEN "RoadKind" = 7 THEN 4.000
    WHEN "RoadKind" = 9 THEN 2.000
    WHEN "RoadKind" = 0 THEN 2.000
    END
    

    その他属性フィールドの設定

    レイヤにおいてedgesレイヤを選択し、プロセシング(C)-ツールボックス(T)に進み、「属性をリファクタリング」を検索する。属性の対応関係の名前欄から、各種名称を変更する。「osmid」は「NodeID」、「u」は「NodeIDFrom」、「x」は「NodeIDTo」、「u」は「NodeIDFrom」、「v」は「NodeIDTo」、「length」は「Length」、「oneway」は「Separation」と変更し、不要な列は削除する。 属性を追加から、「Passage」、「DirectRag」、「Speed」、「Driveway」、「Mainroad」を追加し、型は整数(64bit)とする。 順番を以下の通りに並び替え、再構築レイヤにおいて形式は「ESRI Shapefile」、ファイル名は「Road_NW.shp」に指定し、実行ボタンを押す。

    LinkID、NodeIDFrom、NodeIDTo、Length、Passage、DirectRag、RoadKind、Speed、Driveway、Mainroad、Separation、Width

    上記NWデータを、shpファイル形式で出力する。Road_NWのレイヤを右クリックし、エクスポート(x)-新規ファイルに地物を保存(A)を選択する。形式は「ESRI Shapefile」、ファイル名は「Road_NW.shp」、座標参照系はEPSG:6697、文字コードはShift_JISを選択する。以上の設定を終えたら、OKボタンを押す。

    以下のフォルダーに配置する。

    InputDataGeneration\Input
    

    2.7. 鉄道駅位置データ

    2.7.1. 作成するデータ

    CSV形式で以下の情報を付与したデータである。

    NodeID Agency_Code Line_Code Station_Code Lat Lon Name* Station_Flag
    101001 1 1 1 35.6895 139.6917 仙台駅 1
    101002 1 1 2 34.6937 135.5022 広瀬通駅 2
    102001 1 2 1 35.1815 136.9066 長町駅 3
    : : : : : : : :
    ノードID(駅ノード) ※事業者コード、路線コード、駅コードの組み合わせで作成するとよい 事業者コード 路線コード ※同一事業者内では重複しないように付与 駅コード ※同一事業者・同一路線内では重複しないように付与 駅の緯度 JGD2011(EPSG:6697) 駅の経度 JGD2011(EPSG:6697) 駅名 駅のランク 1:中心駅、2:主要駅、3:その他の駅

    ※「*」が付いている項目は空欄でもプログラム実行可能

    2.7.2. 作成に利用するデータ

    鉄道駅位置データには、鉄道事業者の情報等を用いる。

    自治体内の駅数が多い場合には、国土数値情報ダウンロードサイトより、「鉄道データ」がダウンロード可能であるため、活用することもできる。

    2.7.3. データ整備方法

    自治体内の各駅について、鉄道事業者情報又は民間の地図データ(Google Map等)等の情報をもとに駅のリストをExcel等の表計算ソフトウェア上で入力し、作成する。

    鉄道駅位置データの各項目の作成方法

    項目名 内容 作成方法
    NodeID ノードID 事業者コード、路線コード、駅コードを組み合わせ、重複しないようなノードIDを付与する
    Agency_Code 事業者コード 事業者を識別できるようにコードを付与する(コードは任意で可)
    Line_Code 路線コード 同一事業者の路線を識別できるようにコードを付与する(コードは任意で可)
    Station_Code 駅コード 同一事業者の同一路線の駅を識別できるようにコードを付与する(コードは任意で可)
    Lat 駅の緯度 駅名から民間の地図データ(Google Map等)で検索
    Lon 駅の経度 駅名から民間の地図データ(Google Map等)で検索
    Name* 駅名 駅名を入力
    Station_Flag 駅のランク ランクはシミュレーション利用者が設定
    1:中心駅、2:主要駅、3:その他の駅

    ※「*」が付いている項目は空欄でもプログラム実行可能

    最後に、以上の手順で作成したデータを「Rail_Station.csv」として保存し、以下のフォルダーに配置する。

    InputDataGeneration\Input
    

    2.8. 鉄道NWデータ

    2.8.1. 作成するデータ

    CSV形式でNWのリンク情報、運賃(距離帯形式)、運賃(テーブル形式)を整理した3種類のデータからなる。

    鉄道NWデータ(リンク情報)

    LinkID NodeID_From NodeID_To Link_Kind_Code Link_Local_Express Length_Operational* Length_Equivalent*
    1 100001 100002 1 1 114 120
    2 100002 100003 1 1 397 400
    3 100003 100004 1 1 851 900
    : : : : : : :
    リンクID 始端ノードID 終端ノードID リンクの種類
    1:幹線リンク、2:駅ダミーリンク、3:自路線乗換リンク、4:他路線乗換リンク
    各駅停車/急行の列車種別
    1:各駅停車、2:急行(快速等の他の列車種別がある場合には3.以降に任意で追加)
    ※簡易的にNWを作成する場合、列車種別は全て「1」としてもよい
    運賃計算用の営業キロ
    ※「1:幹線リンク」のみ入力(km)
    運賃計算用の換算キロ
    ※「1:幹線リンク」のみ入力(km)

    ※「*」が付いている項目は空欄でもプログラム実行可能

    鉄道NWデータ(運賃(距離帯形式))

    Agency_Code Fare_System_Code Distance Fare Fare_System_Name*
    1 1 10 300
    2 1 8 300
    3 2 5 250
    : : : : :
    事業者コード JR等の料金体系のコード 距離帯(km) 運賃(円) 料金体系名

    ※「*」が付いている項目は空欄でもプログラム実行可能

    鉄道NWデータ(運賃(テーブル形式))

    NodeID1 NodeID2 Fare NodeID1_Name* NodeID2_Name*
    100001 100011 310 仙台駅 荒井駅
    100002 100021 310 広瀬通駅 泉中央駅
    100003 100031 250 長町駅 宮城野通駅
    : : : : :
    ノードID(駅ノード)1 ノードID(駅ノード)2 運賃(円) 駅名1 駅名2

    ※「*」が付いている項目は空欄でもプログラム実行可能

    2.8.2. 作成に利用するデータ

    鉄道NWデータには、鉄道事業者の情報等を用いる。

    2.8.3. データ整備方法

    鉄道NWデータ(リンク情報)については、駅間の所要時間等を鉄道事業者情報等をもとに、Excel等の表計算ソフトウェア上で入力し、作成する。

    鉄道NWデータ(リンク情報)の各項目の作成方法

    項目名 内容 作成方法
    LinkID リンクID 重複しないようなリンクIDを付与する
    NodeID_From 始端ノードID 始端が駅の場合、対応する駅のNodeID+「0」を入力 駅ダミーの場合、対応する駅のNodeID+1桁の数値を入力
    NodeID_To 終端ノードID 終端が駅の場合、対応する駅のNodeID+「0」を入力 ホームの場合、対応する駅のNodeID+1桁の数値を入力
    Link_Kind_Code リンクの種類 以下のリンクの種類を入力(後述) 1:幹線リンク、2:駅ダミーリンク、3:自路線乗換リンク、4:他路線乗換リンク
    Link_Local_Express 列車種別 各駅停車/急行の列車種別を入力 1:各駅停車、2:急行(快速等の他の列車種別がある場合には3.以降に任意で追加)
    Length_Operational* 営業キロ 運賃算出用の数値(テーブル形式の場合は不要) 鉄道事業者の時刻表等から入力、単位はキロ
    Length_Equivalent* 換算キロ 運賃算出用の数値(テーブル形式の場合は不要) 鉄道事業者の時刻表等から入力、単位はキロ
    Travel_Time_FromTo ToFromの所要時間 鉄道事業者の時刻表等から入力、単位は0.1分(詳細後述)
    Travel_Time_ToFrom FromToの所要時間 鉄道事業者の時刻表等から入力、単位は0.1分(詳細後述)
    Frequency_FromTo* FromToの運行頻度 鉄道事業者の時刻表等から入力、単位は本/h(詳細後述)
    Frequency_ToFrom* ToFromの運行頻度 鉄道事業者の時刻表等から入力、単位は本/h(詳細後述)

    ※「*」が付いている項目は空欄でもプログラム実行可能

    リンクの種類に関しては、幹線リンク、駅ダミーリンク、乗換リンク(自路線乗換リンク、他路線乗換リンク)が存在する。幹線リンクと駅ダミーリンクは下図のようなイメージである。

    ここで駅ダミーリンクはホームを想定しているが、基本的には駅ノードと1対1対応するように作成して問題ない。乗換時間を詳細に加味したい場合には、駅ダミーを複数作成し、駅ダミー間に後述する乗換リンクを作成して所要時間を設定することで、乗換時間を詳細に加味することができる。

    幹線リンク、駅ダミーリンクの作成例は下図のとおりである。幹線リンクには駅間の所要時間及び運行本数(任意)等を入力する。駅ダミーリンクには、駅から乗車場所(ホーム)までの移動時間を所要時間として入力する。

    乗換リンク(自路線乗換リンク、他路線乗換リンク)の作成例は下図のとおりである。乗換リンクには、乗換に要する移動時間を所要時間として入力する。

    所要時間や運行本数は、鉄道事業者のホームページ等の時刻表情報をもとに作成する。例えば、JR東日本では以下のように時刻表が掲載されているため、駅間の所要時間と運行本数を入力する。

    https://www.jreast-timetable.jp/2402/timetable/tt0248/0248050.html#time_16

    https://www.jreast-timetable.jp/2402/train/045/047621.html

    鉄道NWデータ(運賃(距離帯形式))、鉄道NWデータ(運賃(テーブル形式))については、鉄道事業者情報等をもとに、Excel等の表計算ソフトウェア上で入力し、作成する。

    なお、距離帯形式、テーブル形式のいずれか一方を作成すればよい。

    鉄道NWデータ(運賃(距離帯形式))の各項目の作成方法

    項目名 内容 作成方法
    Agency_Code 事業者コード 鉄道駅位置データと同じ事業者コードを入力
    Fare_System_Code JR等の料金体系のコード JR等の料金体系のコード
    Distance 距離帯 距離帯を入力
    Fare 運賃 運賃を入力
    Fare_System_Name* 料金体系名 任意で料金体系名を入力可

    ※「*」が付いている項目は空欄でもプログラム実行可能

    鉄道NWデータ(運賃(テーブル形式))の各項目の作成方法

    項目名 内容 作成方法
    NodeID1 ノードID1 出発駅のNodeID(鉄道駅位置データ)
    NodeID2 ノードID2 到着駅のNodeID(鉄道駅位置データ)
    Fare 運賃 運賃
    NodeID1_Name* 駅名1 出発駅の駅名を入力
    NodeID2_Name* 駅名2 出発駅の駅名を入力

    ※「*」が付いている項目は空欄でもプログラム実行可能

    最後に、以上の手順で作成したデータを「Rail_NW.csv」、「Rail_Fare_Table.csv」、「Rail_Fare_Dist.csv」として保存し、以下のフォルダーに配置する。

    InputDataGeneration\Input
    

    2.9. バス停位置データ

    2.9.1. 作成するデータ

    CSV形式で以下の情報を付与したデータである。

    バス停位置データ

    agency_id stop_id stop_lat stop_lon stop_name*
    1 121 35.6895 139.6917 木町通二丁目
    2 203 34.6937 135.5022 台原入口
    3 56 35.1815 136.9066 台原三丁目
    : : : : :
    事業者ID 停留所・標柱ID バス停の緯度 JGD2011(EPSG:6697) バス停の経度 JGD2011(EPSG:6697) 停留所名

    ※「*」が付いている項目は空欄でもプログラム実行可能

    2.9.2. 作成に利用するデータ

    バス停位置データには、GTFS(標準的なバス情報フォーマット)のデータを用いる。

    GTFSのデータは各データを整備している自治体や事業者のホームページで公表されている。公開されているホームページの一覧はhttps://tshimada291.sakura.ne.jp/transport/gtfs-list.html等で確認することができる。

    GTFSの詳細な仕様やルールに関しては、国土交通省の技術資料(仕様書、ガイドライン)を参考にされたい。

    なお、GTFSで公開されているデータには、最新のバス路線に対応していない可能性や、位置情報等に不正確な情報が含まれている可能性があるため、留意して利用する必要がある。

    GTFSが整備されていない場合は、事業者のホームページ等のバス停マップや時刻表等を参照し作成する。なお、バス停位置情報に関しては、国土数値情報ダウンロードサイトより、「バス停留所(ポイント)」や「バスルート(ライン)」のデータがダウンロード可能であるため、活用することもできる。

    2.9.3. データ整備方法

    GTFSのデータを利用する場合の整備方法を示す。

    事業者の情報等をもとに作成する方法は「4-7.鉄道駅位置データ」や「4-8.鉄道NWデータ」を参考にされたい。

    GTFSは各データを整備している自治体や事業者のホームページで公表されているため、自治体や事業者のホームページにアクセスし、ダウンロードする。

    例えば、仙台市営バスは仙台市の以下のホームページ上で公開されており、仙台市営バス情報をクリックすることでGTFSデータがダウンロードできる。

    バス停位置データは、GTFSの以下の各ファイルの各項目を、Excel等のCSV形式を扱えるソフトウェアを用いて切り出して作成する。

    バス停位置データとGTFSの対応

    項目名 内容 GTFSファイル名 GTFS項目名 備考
    agency_id 事業者ID agency.txt agency_id
    stop_id 停留所・標柱ID stops.txt stop_id
    stop_lat バス停の緯度 stops.txt stop_lat JGD2011(EPSG:6697)
    stop_lon バス停の経度 stops.txt stop_lon JGD2011(EPSG:6697)
    stop_name 停留所名 stops.txt stop_name

    なお、GTFSはTXT形式でデータが整備されているが、カンマ区切りのCSVとしてファイルを開くことが可能である。例えば、ExcelではTXT形式のままファイルを開こうとすると、以下のようなダイアログが表示されるが、「カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ」を選択し、区切り文字に「カンマ」を指定することで、ファイルを開くことができる。

    最後に、以上の手順で作成したデータを「Bus_Stop.csv」として保存し、以下のフォルダーに配置する。

    InputDataGeneration\Input
    

    2.10. バスNWデータ

    2.10.1. 作成するデータ

    CSV形式でNWのリンク情報、運賃を整理した2種類のデータからなる。

    バスNWデータ(リンク情報)

    agency_id route_id jp_pattern_id stop_id1 stop_id2 travel_time Frequency*
    1 12 121 100001 100002 10 40
    2 5 52 100002 100003 36 30
    3 17 172 100003 100004 77 10
    : : : : : : :
    事業者ID 経路ID
    (いわゆる系統を示す)
    停車パターンID
    (系統内で複数の停車パターン(途中折り返し等)がある場合には別IDを付与)
    停留所・標柱ID1 停留所・標柱ID2 (0.1分) 運行本数(本/日)

    ※「*」が付いている項目は空欄でもプログラム実行可能

    バスNWデータ(運賃)

    agency_id route_id stop_id1 stop_id2 fare
    1 12 121 5 300
    2 5 203 11 400
    3 17 56 20 200
    : : : : :
    事業者ID 経路ID 停留所・標柱ID1 停留所・標柱ID2 運賃(円)

    2.10.2. 作成に利用するデータ

    バスNWデータには、GTFS(標準的なバス情報フォーマット)のデータを用いる。詳細は「4-10.バス停位置データ」を参考されたい。

    2.10.3. データ整備方法

    GTFSのデータを利用する場合の整備方法を示す。

    事業者の情報等をもとに作成する方法は鉄道駅位置データや鉄道NWデータを参考にされたい。

    GTFSデータのダウンロードはバス停位置データを参考されたい。

    バスNW停位置データは、GTFSの以下の各ファイルの各項目を、Excel等のCSV形式を扱えるソフトウェアを用いて切り出して作成する。

    バスNWデータ(リンク情報)とGTFSの対応

    項目名 内容 GTFSファイル名 GTFS項目名 備考
    agency_id 事業者ID agency.txt agency_id
    route_id 経路ID trips.txt route_id
    jp_pattern_id 停車パターンID trips.txt jp_pattern_id
    stop_id1 停留所・標柱ID1 stop_times.txt stop_id 一部切り出し(後述)
    stop_id2 停留所・標柱ID2 stop_times.txt stop_id 一部切り出し(後述)
    travel_time 所要時間 stop_times.txt arrival_time 到着時刻の差分(後述)
    frequency 運行本数 stop_times.txt trip_id 運行本数カウント(後述)

    バスNWデータ(運賃)とGTFSの対応

    項目名 内容 GTFSファイル名 GTFS項目名 備考
    agency_id 事業者ID agency.txt agency_id
    route_id 経路ID fare_rules.txt route_id
    stop_id1 停留所・標柱ID1 fare_rules.txt origin_id
    stop_id2 停留所・標柱ID2 fare_rules.txt destination_id
    fare 運賃 fare_attributes.txt price

    バスNWデータ(リンク情報)を作成する際には、GTFSデータのstop_times.txtのデータをもとに作成することになるが、stop_times.txtはダイヤデータであり各径路(route_id)の全てのダイヤ(trip_id)の情報が記録されているため(下図参照)、バスNWデータ(リンク情報)とする際には、各径路の代表的なダイヤ(trip_id)を1つだけ抜き出す。代表的なダイヤは、最も運行本数が多い時間帯や朝ピーク時に設定するなど、作成者の任意の方法で設定してかまわない。

    所要時間は、停留所間のarrival_timeの差分で算出する。また、運行本数はroute_idごとのtrip_idの数をカウントすることで作成する。

    なお、stop_times.txtにはroute_idの情報が付与されておらず、trips.txt(下図参照)にtrip_idとroute_idの対応が整理されているため、参照して付与する。

    最後に、以上の手順で作成したデータを「Bus_NW.csv」、「Bus_Fare.csv」として保存し、以下のフォルダーに配置する。

    InputDataGeneration\Input
    

    2.11. 国勢調査メッシュ別人口データ

    2.11.1. 作成するデータ

    令和2年度国勢調査のテキストデータである。

    e-Statで公開されている、令和2年国勢調査の「人口及び世帯」のうち、5次メッシュ(250mメッシュ)のデータを利用する。

    2.11.2. 作成に利用するデータ

    e-Statより、令和2年国勢調査の「人口及び世帯」のうち、5次メッシュ(250mメッシュ)データをダウンロードして使用する。

    2.11.3. データ整備方法

    e-Statより、シミュレーション対象範囲を含むすべての令和2年国勢調査の「人口及び世帯」の5次メッシュ(250mメッシュ)データをダウンロードする。 ダウンロードしたファイルを解凍し、下記のフォルダーに配置する。

    InputDataGeneration\Input\pop_mesh
    

    2.12. 250mメッシュポリゴンデータ

    2.12.1. 作成するデータ

    5次メッシュ(250mメッシュ)のポリゴンデータである。

    2.12.2. 作成に利用するデータ

    e-Statより、5次メッシュ(250mメッシュ)のゾーンポリゴンのデータをダウンロードして使用する。

    2.12.3. データ整備方法

    e-Statより、シミュレーション対象範囲を含むすべての5次メッシュ(250mメッシュ)のゾーンポリゴンのデータをダウンロードする。

    ダウンロードしたファイルを解凍し、下記のフォルダーに配置する。この際、shpファイルのほか、dbf、prj、shxファイルもフォルダー内に配置する。

    InputDataGeneration\Input\zone_mesh
    

    2.13. 国勢調査世帯類型別人口データ

    2.13.1. 作成するデータ

    CSV形式で以下の情報を付与したデータである。

    国勢調査世帯類型別人口データ

    age gender family pop
    1 1 1 0
    1 1 2 0
    1 1 3 8697
    1 1 4 411
    : : : :
    年齢階層
    0:0~14歳,1:15~64歳, 2:65歳以上
    性別
    1:男性, 2:女性
    家族類型
    1:単身世帯,2:夫婦のみ世帯,3:夫婦と子の世帯,4:ひとり親と子の世帯,5:その他の世帯
    人口(人)

    2.13.2. 作成に利用するデータ

    e-Statで公表されている国勢調査 令和2年国勢調査 人口等基本集計 (主な内容:男女・年齢・配偶関係,世帯の構成,住居の状態,母子・父子世帯,国籍など)を用いることができる。

    2.13.3. データ整備方法

    e-statの当該集計表のデータベースにアクセスする。「表示項目選択」において、フィルターを設定する。「配偶関係」は「総数」のみを選択する。「年齢」は、0~4歳、5~9歳、・・・、80~84歳、(再掲)85歳以上を選択する。「世帯の種類・世帯の家族類型・施設等の世帯の種類」は「総数」、「夫婦のみの世帯」、「夫婦と子供から成る世帯」、「男親と子供から成る世帯」、「女親と子供から成る世帯」を選択する。「全国~人口50万以上の市」では、シミュレーション対象とする市町村を選択する。

    「確定」→「ダウンロード」を押し、ファイル形式は「CSV形式(列指向形式・Shift-JIS)」を選択した上で、ダウンロードを行う。

    ダウンロードしたcsvファイルをExcelで開き、加工する。

    年齢を表す「cat04_code」列のうち、85歳以上を表す「R5」については、「18」で置き換え、列名を「age」に変更する。

    性別を表す「cat01_code」列は、列名を「gender」に変更する。

    家族類型を表す「cat03_code」列は、列名を「family」に変更する。値は、1:単身世帯、2:夫婦のみ世帯、3:夫婦と子の世帯、4:ひとり親と子の世帯となるように、Excel上で置換を行う。

    人数を表す「value」列は、列名を「pop」に変更する。「-」は「0」で置換する。

    age、gender、family、pop以外の列を削除する。

    その他の世帯の人数を求める。まず、age、 gender、 family、 popの4列を選択し、ピボットテーブルを作成した上で、ageとgenderを行に、popを値に、familyをフィルターに設定する。familyは、合計を表す「0」を選択する。

    同様に、familyのフィルターで、合計を表す「0」以外を選択したものを、隣に作成する。

    2つのピボットテーブルで集計された値の差分を計算する。これが、その他の世帯の性別年齢別人口となる。familyを「5」とし、ピボットテーブルで参照していた範囲の最下部に、コピーして貼り付ける。

    最後に、family列が「0」の行を削除した上で、シートを「Population_GenderAgeFamily.csv」として保存し、以下のフォルダーに配置する。

    InputDataGeneration\Input
    

    2.14. 地価データ

    2.14.1. 作成するデータ

    地価公示及び都道府県地価調査のポイントデータである。

    国土数値情報ダウンロードサイトで公表されている、「地価公示(ポイント)」データ及び「都道府県地価調査(ポイント)」データの、製品仕様書第3.1版に準拠したものを用意する。

    2.14.2. 作成に利用するデータ

    国土数値情報ダウンロードサイトより、「地価公示(ポイント)」「都道府県地価調査(ポイント)」のデータをダウンロードして使用する。

    2.14.3. データ整備方法

    シミュレーション対象とする範囲が含まれる、「地価公示(ポイント)」、「都道府県地価調査(ポイント)」のデータをダウンロードする。

    ファイル名については、「地価公示(ポイント)」は「L01-20.shp」、「都道府県地価調査(ポイント)」は「L02-20.shp」とする。xml、dbf、prj、shxファイルについても、同様にファイル名を変更する。

    以下のフォルダーに配置する。

    Simulation\BaseData
    
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